新型コロナワクチンの接種・予約について

オミクロン株対応ワクチンの接種を開始します。

当院ではオミクロン株対応ワクチンの接種を2022年10月7日より開始します。

接種は金曜の夜、土曜日、日曜日に実施します。

入手可能なワクチンの数に限りがあるため、予約枠にはどうしても制限があります。接種券が届いた方は早めにご予約下さい。

予約は9月26日より受付けますので、電話で問い合わせ頂くか、WEBから予約して下さい。

当院で接種するワクチンの種類について

これまで国内で使用されてきたワクチン(従来型ワクチン)は世界で最初に流行した株(オリジナル株)をもとに開発、製造されたものです。

最近になり、これに加えてオミクロン株(BA.1)をもとにしたワクチンが新しく開発製造されました(オミクロン株対応ワクチン)。

ただし実際に接種するのは従来型ワクチンとオミクロン株対応ワクチンを1:1で混ぜ合わせたものになります。2種類のワクチンが混ざっているため、「2価ワクチン」とも呼ばれます。

2価ワクチンを製造しているのは、2022年9月22日時点でファイザー社とモデルナ社のみですが、当院で接種するワクチンはファイザー社のワクチンのみとなります。

何故オミクロン株対応ワクチンなのか?

 よくある誤解として「2価ワクチンはオリジナル株とオミクロン株にしか効かない」というものがあります。しかしこれは誤解です。

そもそも、従来型ワクチンでも、3回以上接種していればオミクロン株に対しても「一定の」効果があります(確かに感染予防効果は低く、十分とは言えません)。同様に従来型ワクチンはこの二つ以外の株に対しても「一定の」感染予防・重症化予防効果がります。

というのも、オリジナル株もデルタ株もオミクロン株も同じ新型コロナウイルスな訳ですから、株が多少違えどよく似ているウイルスなのです。オリジナル株に効果のあるワクチンがデルタ株やオミクロン株にも効果があることは不思議ではありません。

しかし同じ新型コロナウイルスの中でも、オミクロン株はオリジナル株から最も「遠い」とされており、類似点が少なくなっています。このため従来型のワクチンではオミクロン株に対する効果がどうしても低く、十分な感染予防効果が発揮できませんでした。

そこでオリジナル株とそれに類似した株は従来型ワクチンで、オミクロン株とそれに類似した株はオミクロン対応型ワクチンでカバーすることで、多くの株に対する発症予防効果・重症化予防効果を得ようというのが2価ワクチンの考え方になります。(下図参照)

あくまでもイメージ図です。従来型ワクチンとでオミクロン株対応ワクチンとで新型コロナウイルスの多くの株に
感染予防効果、重症化予防効果が得られるのではないかと期待されています。
ただしいずれ、この効果範囲外に位置するような変異株も現れてくるだろうと思われます。

接種間隔について

現時点では前回接種から5か月空けることとなっています。しかし10月下旬には接種間隔は短縮される見通しです(例によってお上の方針が定まらないので何とも言えませんが)。

インフルエンザワクチンとの接種制限は撤廃されましたので、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとを同時に打つこともできます。

接種対象者

ワクチンを2回以上接種している12歳以上の全ての人が対象となります。

つまり3,4,5回目の接種として受けることが出来ます。

10月前半は4回目接種の対象となっているが、まだ接種を受けていない方を優先することになっています。

接種回数

2022年9月22日時点で、2価ワクチンの接種はこれまでの接種回数に関わらず1回のみとされています。

つまり、3回目接種としてこのワクチンを打った後、4回目接種を受ける必要はありません(というか受けられません)。

いずれこのルールも変更されるかもしれませんが・・・

1,2回目の新型コロナワクチン接種を受けたい場合はどうすればいい?

西宮市新型コロナワクチン接種コールセンター

0120-622-999 (9:00-17:30 土日祝も受付)

まで連絡し、案内に従って下さい。

ワクチン接種には何が必要?

接種券と、本人確認書類としての保険証が必要です。

接種券はいつ届く?

すでに送付された3,4回目接種券がある方は利用可能です。

接種券未送付で10月までに接種可能となる西宮市民へは、9/28に接種券が発送される見込みです(対象人数120000人)。

それ以外の方へは順次接種券が発送される予定だそうです。

すでに感染したんだけど、ワクチンは必要?

感染により得られる免疫とワクチン接種により得られる免疫とは異なることが知られています。

オミクロン株が流行する前の研究であったと思いますが、ワクチン(ファイザー、モデルナの従来型ワクチン)を接種した集団(ワクチン接種群)の5%が新型コロナウイルスに感染する(いわゆるブレイクスルー感染)までの期間と、新型コロナウイルスに感染したがワクチンを打っていない集団(感染のみ群)の5%が新型コロナウイルスに再感染するまでの期間を比較した研究では、「ワクチン接種群」の方が「感染のみ群」よりも「感染までの期間」が有意に長かったことが示されています。

また、新型コロナウイルスに対する血中の抗体価は、感染のみ<ワクチン接種者<感染+ワクチン接種者の順に高くなります。ただし感染やワクチン接種から日が経つほどに抗体価は低くなっていきます(ワクチン接種を重ねると、より長期間高い値が持続するようになるようです)

異論のある方もおられるかもしれませんが、少なくとも私(院長)はオミクロン株対応ワクチンを打ちますし、インフルエンザワクチンも打ちます。

ワクチンについてさらに詳しく知りたい方は、厚生省のサイトである「新型コロナワクチン Q
&A
」を参照してください。