令和4年度 西宮市胃がん検診(内視鏡)について
西宮市胃がん検診の受診券は、待っているだけでは届きません。
西宮市民のみなさん、西宮市胃がん検診(内視鏡)が始まっていることをご存知でしょうか?胃カメラによる胃がん検診を安く受けられる制度で、おおまかな対象は50歳以上の方です。
「へー、なるほど。じゃあ受診券が届いたら受診しようかな」
と思ったあなた、実は黙って待っていたのでは受診券は届きません。
西宮市の胃がん検診を受けるには、自分で市に受診券の発行を申し込む必要があるのです。
申し込みは少し面倒かもしれません。しかし西宮市胃がん検診は健康診断として受けようと思えば1万5千円以上することが多い胃カメラを3800円で受けられます。これを受けないのは1万円以上を損しているのと同じです。日本人の死因として多い胃がんの有無を安価かつ高精度にチェックできるチャンスですので、対象にあたる方は是非受診されることをお勧めします。
まず、ご自身が対象になっているか確認しましょう。
ご自身が対象に当たるかどうかは、
- 年齢
- 今年度のバリウム検診の受診歴
- 昨年度と今年度の胃カメラ検診の受診歴
の3つを確認することでわかります。
年齢に関する条件は令和5年3月31日の時点で、50歳以上かつ偶数年齢であることです。
バリウム検診(胃透視検査)に関する条件は、今年度中に西宮市が実施するバリウム検診を受けていないことです。
胃カメラ検診に関する条件は、昨年度または今年度に西宮市が実施する胃カメラ検診を受けていないことです。
以上3つの条件を全て満たす方が、令和4年度西宮市胃がん検診(内視鏡)の対象となります。
受診券を申し込みましょう。
ご自身が対象になるとわかったら、次に受診券を申し込みましょう。電話で申し込む方法とオンラインで申し込む方法の2種類があります。
電話で申し込む際は、西宮市健康増進課
0798-35-3127
に電話してください。受付時間は平日の8時45分から17時半までです。
オンラインで申し込む際は下のボタンから申し込み可能です(兵庫県電子申請共同運営システム(e-ひょうご)へのリンクです)。
概ね申し込みから1週間程度で受診券が届きます。
受診券が届いたら、実際に検査を受ける医療機関の予約をとりましょう
当院をはじめとする検査医療機関の予約を取って下さい。
当院では日曜も含めて木曜日以外は毎日胃カメラの予約が可能です。
電話で予約される際は
0798-67-8881
にお電話ください。
オンラインで申し込む際は下のリンクからお申込み下さい。
なお、同意書は市指定の検診用同意書を使いますので、当院の同意書をダウンロードして頂く必要はありません。
料金について
検診費用は3800円です。これは医療機関(当院など)の窓口でお支払い頂きます。生活保護、ないし非課税世帯の方は申請すると無料券をもらうことができますが、70歳以上の方も無料券がなければ同額(3800円)の自己負担金が必要です。この費用は健康保険(3割負担)で胃カメラを受けるよりも少しだけ安くなっています。
また、検査当日に何らかの病変が見つかった場合、その場で精密検査(組織検査)を行います(医療機関によっては精密検査を行わないこともあります。当院では頻回の胃カメラを避けるため、その場で精密検査を行わせて頂きます)。精密検査に関しては健康保険の適応となりますので、ご自身の保険に応じた負担率で追加費用が発生することがあります。当日は3800円ギリギリではなく、少し余裕を見た金額をお持ちください。
当院ではクレジットカードでお支払いいただくことも可能ですので、ご希望の場合は精算時にお申し出ください。
受診の際の注意点
検査当日は受診券と保険証、自己負担金を忘れずにお持ちください。
また、質の良い検査を受けて頂くためには食事制限が重要になります。
前日の21時からは固形物は食べないで下さい。水、お茶は飲んで頂いて構いませんが、それ以外の水分はとらないで下さい。さらに検査2時間前からは水分もとらないで下さい。
糖尿病の薬を飲んでおられる方は、検査当日の朝は中止するか、主治医の指示に従って下さい。それ以外の薬は飲んで頂いて構いません(血が固まりにくくなる薬を飲んでおられる方も中止せずに検査を受けて下さい)。
検査後の飲水・食事に関しては医師または看護師の指示に従って下さい。
お手数ですがよろしくお願いします。